友人の写真展

元中学校の校長先生で、高校からの友人Y氏とは、高校卒業後で、私がB型肝炎にかかった後の20代前半に、車で、奈良に連れて行ってもらい、今のように整備される前の薬師寺や柳生街道で白黒写真を撮ってもらった思い出がある。

その時から、Y氏は、今日まで続いている写真に対する興味を抱かれたのだろうと想像するし、当時私も仕事で写真を撮ることもあり、興味を持っていた。

最初に購入した一眼レフのオリンパスOM1を薦めてもらったのは、Y氏ではなかったか。

当然のごとく、私は、写真とのかかわりを記録としてのものとしてしまい、いつしか写真機を含め興味を失っていったが、Y氏はその後も写真とのかかわりを続けていたのだろう。

そんな中、最近になって、Y氏から「元の職場の関連する写真展をやっているので、見に来ないか」とのお誘いを受けた。

その写真展は、すでに30数回を数えるもので、こじんまりとした会場には、20数点のそれぞれの会員の方の写真が、展示されていた。

19.9.14般若寺

私は写真については、結局のところ、よくわからないとしか言いようがないが、写真の持つ、その構図、空気感、瞬間、色合い、広がりなどを1つ1つの作品から感じ取り、自分の感性と合うものを、気に入るのだろうと勝手に想像している。

この写真展は、これからも続いていくのだろうから、こまごましたことに囲まれた日々の生活の中の、一瞬の「うるおい」として、今後とも覗かせてもらえれば幸いだと思う。

ちなみに、2回うかがった展示会のY氏の写真で、少なからず気に入ったのは、「色合い」と「瞬間の切り取り」だった。

補足として、私の写真との関わりは、前述のとおりだが、フィルム式の二眼レフ、一眼レフへと変わり、媒体が当初フィルムで、アーサー400のコダック高感度フィルムを使ったりしていた。保存は当然ネガフィルムだった。

それから、カメラ自体がアナログのフィルムからデータとしてのデジタルに進化し、保存媒体もフロッピー → CD → DVD → USBと進んでいった

さらに、今写真と言えば、主にスマートフォンになっていて、動画さえも簡単に撮れるようになってきた。

やはりアナログからデジタルへの大きな変化なのだろうか、このホームページにも簡単に写真を張り付けることができ、大袈裟だが、私の表現の世界を広げることができている。

トップページ

.

.

.

inserted by FC2 system