運命は京都市中京区

六角堂 六角堂掲示物による

へそ石

人生の転換点は色々あるが、その多くの時期が、同じ地域で決まっていく不思議に最近気が付いた。それが京都市中京区(さらに、堀川通りに集中している)である。

大学受験にことごとく失敗したにもかかわらず、有名予備校の試験だけには通った。しかも家計的に苦しい中で。その予備校が駿台予備校であり、中京区にあった。

B型肝炎で一学期はほとんど授業に出られなかったが、東大や京大に多くの生徒が合格していく有名予備校の授業で、高校の時の勉強の仕方の違いを知らされた。何故ここだけ受かったのか。よくわからないが、ここから多くが始まった。

その次が、採用試験である。予備校の近くの高校で試験があった。そして、合格した。中京区であった。

一年後、病気のため、昼間の大学を諦め就職し、夜間大学に通うことになったが、配属された職場もまた、予備校の近くだったので中京区。

更に、約10年後に結婚することになったが、紹介された妻の職場が、これまた私の職場の近所で、中京区(四条通りの北側だが、正確には下京区らしいが)。

中京区の職場には、何回も人事異動はしたものの、場所は同じで、40年のうちの実に32年を過ごした。

二条城

退職時は、同じ職場ではなかったが、中京区の職場が最後だった。

中京区、中京区で人生が動いていった。何かご先祖がこの地に住んでいたのか、またこの地を選んでくれたかと思ってしまう。

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