百薬の長としての酒を飲もう

酒は私の病気からすると、飲んではならないところだが、程々に飲む。

初めて飲んだのは、高校2年生の時、大峰講で奈良の大峰山に登り、洞川温泉で、コップに半分くらいのビ―ルだったと思う。それから10年以上は肝炎のこともあり、アルコールに恐怖を感じ続けた。

しかし、酒を飲んだ時の、程よい高揚感、開放感、爽快感など、あの感覚が身体に悪いとは到底思えないし、ほどほどの賢いお酒は、薬だとしか考えられない。正に百薬の長だと思う。

自慢話がある。伏見の酒屋で、5種類の日本酒の利き酒があり、154人の中で2人だけ全部当てることができた。私の舌は優秀だ。

そして友人に教えてもらったが、七条京阪の側に1000円で6種類の日本酒を、利き酒できるお店(サカタニ)を知ってしまった。日本酒は飲みすぎると頭痛がするので、量は飲めないが。色々の味を楽しめる。

そこは1年で5回ほど利き酒のお酒を入れ替えるとのこと。1年に5回利き酒を楽しもうと思う。

八海山大吟醸 金剛心

そしてそこで焼酎の「百年の孤独」を試飲させてもらった

そのサカタニの大将が、2023年3月31日をもって引退されることになった。日本酒に関する多くの楽しいお話をこれから聞けなくなる寂しさで一杯である。お元気で!

好みの酒 缶チューハイ、焼酎、ビール、スコッチウイスキーなど、日本酒は少々。

2024年1月 石川県珠洲市の酒

2024年1月 石川県珠洲市の酒

2024年1月1日の能登大地震。珠洲市の蔵元の無事を祈りたい

伏見区役所の区民向け講座で講演された伏見の酒屋の店主に薦められた伏見の日本酒

悲喜こもごもの酒

仕事での飲酒は、当初は肝炎のこともあり、5年以上は全くソフトドリンクでの付き合いだったが、中堅から管理職に進むにつれて、仕事上というかそんな関連から飲酒の回数も徐々に増加していった。

一対一で仕事の本音部分を話してみたり 気分が上がってくると、当然できないこともできるような感覚になったりした。

人事異動時の酒は、今までの職場やこれからの職場についての思いが入り乱れ、それこそ悲喜こもごもであったが、どんな酒をどれくらい、どこでなどが、風景として出ては来るが、正確にはあまりよく思い出せない。正に気分に翻弄されていたのだろうか。

スポーツでの数少ない優勝経験での会食はしっかり記憶している。最初に区のバレーボール大会で優勝した時は、学区の体育振興会の役員の方も参加して、近所の料理屋の一室を借り切り祝勝会をしていただいた 二度目は男女のチームメンバーで居酒屋を貸切って、お祝いをした

その時、衛生的にどうだったわからないが優勝カップにビール満たし回し飲みまでしてしまったように思う。

職域の軟式野球大会での優勝が1回あったが、大番狂わせというか、ジャイアントキリングというか、予想もしなかったことだったので、試合終了後、球場の近くの飲食店で昼食会があり、トンカツにビールを大いに楽しんだ。

練習後や公式試合の前後の焼肉パーティーや居酒屋でのメンバー選出の打ち合わせをビール片手によくやったものだった。

こんな感じで、酒との関係を続けているが、肝炎と飲酒のバランス感覚が、私の健康の鍵なのかもわからない。

また、これもびっくりしたが、肝炎の患者の方もそれなりに嗜んでおられることだ。私同様酒の効果を享受しているように思う。

そして、最近アルバイトの年の瀬、忘年会をやろうということになり、烏丸御池のBEERPUB TAKUMIYAに連れて行ってもらった。

その店は全国各地の生の地ビールを扱っていて、大きなビールサーバーが置いてあった。

店のしつらえといい、新鮮な感覚でビールをほどほどに楽しむことが出来、何か得をしたような気がした。

そして、一度は行きたいと思っていた酒作りの神様の松尾大社に行くことができた

程々に飲もうではないか。

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