災害との遭遇

人生において、多くの災害に遭遇してきた。そして最近は、地球温暖化で異常気象が話題になっている。地球の気候については、温暖化派が圧倒的に多数を占めている。一方太陽の活動低下で寒冷化が進むとする少数意見もある。どちらが正しいのか。このことは次の項目で。

60年以上生きていると、災害の記憶も多くなってくる。

九州にいる時は、もっぱら台風が記憶に残っている。特に、島に住んでいる時は、主な交通手段が船だったので、台風の影響をもろに受けた。学校も休校したし、孤立状態になった。だが、幼くもあったのか、恐怖感は記憶にない。

京都に転居した後というと、雷の強さと冬の寒さの厳しさが印象に残っている。

何と言っても災害の記憶としては、1995年1月17日の阪神淡路大震災が思い出される。地震の前日まで両親を含め家族で、神戸旅行に行っていた。帰った翌日の早朝の地震発生、初めて体験する揺れの激しさだった。

そして、目に焼き付いているのが、15日夕刻、ポートアイランドであった成人式を終えて帰宅する多くの振袖姿をしたりした新成人。この多くの若者たちが、2日後の大震災を上手く切り抜けられたのか、ずっと心の中にある記憶としての心配事だ。

さらに、京都での東日本大震災のめまいのような揺れ、また日本初の特別警報が大雨によって京都府南部に出され、宇治川の堤防ぎりぎりまで、川の水位が上がり生きた心地がしなかったこと。

最近では熊本地震や北海道地震、そして西日本水害、確に温暖化なのかも分らないが、大きな災害がやたらと増えているように思われる。 2018年、関西に台風が来たが、風速50mの台風だった。電柱が揺れているのが確認できた。

2019年、まさかの佐賀、特に武雄で水害が起きてしまった。元の居住地である。また、千葉県でゴルフ練習場の鉄塔の倒壊など、また、長野、東北の水害 北陸新幹線の車両が水没した光景などを見たまさに災害列島である。

災害に強い地域かについては、京都は歴史が古く、災害の記録も多くある。1200年間の歴史があることは、災害の歴史も残っているということでもあり、1200年間災害で壊滅しなかったことでもある。

甚大な災害で多くの犠牲者が発生した。心からご冥福をお祈りするとともに、残されたものとして、この体験を未来に伝え、防災意識を高めていく必要がある。とにかく、今から心して災害に備えよう。

また、災害とは言えない個人の病気については、B型肝炎の罹患という不運に見舞われた。

社会的な疫病としては、2009年の新型インフルエンザの襲来があったが、その時は、パワハラの圧力をかなり強く受けていた時で、全く記憶、恐怖感を覚えなかったが、今回の新型コロナウイルスという疫病に遭遇して、改めてその恐ろしさを実感した。

今回の新型コロナウイルスは、100年に一度のレベルとも言われているが、とにかく、力を合わせてこの未曽有の危機を、何とか乗り切りたいと思う次第だ。

何度も言う。医療関係者や社会の基盤部分で活躍される方に、最大限の敬意を表し、同じ人間としてエールを送りたい。頑張りましょう。

増水時の宇治川

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