花について

花については、全く知識がないし、登山の時の高山植物に興味があった訳でもなく、どうしてこの文章を書こうかと思ったかは、ほとんど衝動的としか言いようがない。

花の名前はもちろんよく知らない、桜、菊、薔薇、チュウリップとかくらいか。

しかし、最近になって気が付いたことだが、人生の多くの区切りで、花に見られていたということ。

一例が、卒業式、幾度とない式を経験してきた。そのたびに花が飾られていてはいたが、ほとんど記憶にない。その意味では花に見届けられていたのではないだろうか。

桜はその短さからか、毎年の印象が鮮明である。

日々の生活の中の細やかな潤いである花を楽しみたいものであるが、少し「がらにもなく」と、はにかむ自分がいる。

仏教の創始者、釈迦牟尼仏陀が、二祖摩訶迦葉に仏法を託した時の光景で、釈迦が花を静かにかざすと、迦葉尊者が同じく静かに応え、仏法が託されたという話がある。釈迦粘華微笑

名も知らぬ野草たち

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