私のコロナ騒動記

2019年12月、中国武漢から新種のコロナウイルスが広がり始め、100年に1度の大惨事に遭遇することとなった。

アメリカでの第二次世界大戦の戦死者を超える死者を出すなど、世界的・歴史的大惨事に遭遇したこの間の状況について、日常と照らしながら、振り返っていきたい。

2023年5月5日現在、全世界で約7.64億人の感染者と約691万人の死者が発生してしまった。

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2020年1月、日本でも中国武漢から新種のコロナウイルスが広がり始めたニュースが話題になり、そして国内最初の感染者が発生し、次第に新型コロナウイルスがTVなどで取り上げられるようになった。

クルーズ船感染者が話題に上った。ウイルス名COVID-19となる。国内最初の死亡者が出る。大阪ライブハウスでクラスター発生

この時期、個人としてアルバイトで、京都市の伏見区内を歩き回っていた。その時伏見稲荷に行ったが、多くの外国人観光客、特に中国からの方を多く見た。少しずつ感染が話題に上がりつつある時期で、恐怖感を感じ始めた。

感染が拡大した北海道で知事が学校の閉鎖などに動くと、突然全国の学校が閉鎖になったり、甲子園の高校野球などが中止になった。

海外では、中国からヨーロッパ、特にイタリア、フランスで感染が拡大するなど、一気に全世界に感染が拡大した。医療崩壊という言葉が出始めたのはこの時期だった。そして、東京オリンピックが1年延期となる。俳優の志村けん氏がコロナで死亡する。

4月から別のアルバイトで、京都市内南部地域を歩いて回ることになったが、第1回目の緊急事態宣言が京都にも出され、6月までアルバイトは休止になった。この時はかなりの緊張感で、家からほとんど出ないようにして過ごし、この新しい感染症を見守った。

やっていたスポーツも。バレーボールが4月5月は中止だったがその後なんとか続けられた。一方バドミントンは2,3,4,5月が休止、さらに11月からも休止となってしまった。

色々の宴席も延期・中止となったり、「旅行」という言葉・行為が人々の日常から消えていった。飲食店の営業制限と給付金の問題やクルーズ船の感染問題、武漢からの邦人の退去のための航空機の派遣などがあった。

マスク不足が発生し「安倍のマスク」なる小さなマスクが物議を醸したりした。さらに不要不急の外出自粛なども叫ばれた。

アメリカが世界最大の感染国になる

医療関係者の懸命の活動が始まる中、家でくつろぐ首脳の映像に驚されたり、ヨーロッパの首相の、国民を鼓舞する発言など他の国のトップの指導力を示す映像に比べ、日本のトップたちのチグハグな発言・行動に苛立つ日々を送った。

また、国の施策として「GoToトラベル」「GoToイート」などで経済の再生がいち早く計られた。

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マスク・手洗い・うがいの日々が国中で行なわれ、私権制限ができない国としては、奇跡的な感染者数に「日本の奇跡」や「ファクターX」などの言葉が飛び交った。

感染者が減少し始めるに連れ、6月からアルバイトが再開し、市内を歩き回った。この時特に驚いたのが、清水寺の門前商店街に人が誰もいない光景だった。マスクをしながら、そして、暑さの中アルバイトは続いた。

8月になると、突然体調不良で安倍総理が辞任を表明、1月あまりの後、菅新内閣が発足。経済活動とコロナ対策の矛盾を引きずりながら、政策が継承されることとなった。ただし肝炎対策でよく知っていた田村議員が厚生労働大臣に就任したのは闇の中の一筋の光だったか。

過去数年にわたって肝炎関係で東京に行く機会が増えたことで、高校の同窓生のご夫婦が銀座でやっている喫茶店に何回か伺っていたが、9月、突然このご夫婦にコロナによる悲しい出来事が起こってしまった。忘れられない事で残念でならない。

10月、アメリカ・トランプ大統領がコロナに感染するも国家機密に属する治療により回復 アメリカ、イギリスの製薬会社がワクチン製造を加速 ヨーロッパで感染がさらに拡大し都市のロックダウンが行われた。

この時期から、肝炎対策支援のボランティアでの東京、大阪、京都市内での活動が停止してしまい、その代わりに、zoomを使った会議が行われ、やっとの思いで参加することが出来るようになった。

年末にかけて、国内でも感染者が増え始め、ワクチン接種などの取り組みが待たれることになったが、11月個人として発熱したことで医療機関の逼迫した状況を、身を持って体験することになった。

かかりつけ医がいなかったらどうするのか、行政窓口はここが発熱外来と指示しなかった。発熱外来にどういう方法で行くのか、例えば発熱を申告すればタクシーが利用できない。発熱外来はPCR検査や胸部MRI検査でコロナの判定はするが、それ以外は一般的な薬の処方のみだった。仮に陽性だったら後日多く発生した待機場所での放置になっていたのかもわからない。

幸いにしてコロナは陰性だった。

肝炎対策支援のボランティアでは、多くのzoom会議に参加。12月中旬になると、沖縄、北海道旭川の医療危機が発生し、さらに東京で感染者の急増が発生。

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第2回目の緊急事態宣言が出され、年の明けた2021年1月京都にも宣言が発令された。

又しても、アルバイト休止。アメリカで最大の感染者・死亡者数が出たりしたが、いち早く多くの国でワクチンの接種が開始され始めた。イスラエルが世界の先頭を走った

この時、国内では順調に感染者は減少していったが、2ヶ月間もすると、感染者の下げ止まりの状況にもかかわらず早々と宣言の解除が叫ばれ、3月に一気に全国で宣言が解除された。

アルバイトが再開したが、コロナによる一年間の実績の無さを考慮されたのか、アルバイトの1年延長が決まり、2021年4月から継続することとなった。

しかし、大阪での感染力と重篤化の増したイギリス由来のウイルス変異株の広がりで、一気に医療機関の逼迫が引き起こされて、これが全国に広がり始め、まん延防止措置から第3回緊急事態宣言の発令となった。

世界では、インドで連日40万人に上る爆発的感染者の発生が引き起こされていた。(デルタ株)

必然的に、アルバイトが4月初旬から6月後半まで再々休止となるが、今回の感染力はさらに強力で、ここ2年では国内最大の感染者、重篤者を発生させていた。また、経済貧困者の大幅な発生も引き起こしつつあった。

さらに、2月から医療従事者のワクチン接種が先行して始まったが、ワクチンの供給がままならないためか、65才以上の高齢者の接種が一向に進まず、ここに来て接種の遅れが露呈し、5月になって先進国のはずの日本が「ワクチン敗戦国」などと言われるようになってしまった。

それとともに、オリンピックの開催問題で迷走も引き起こし始めた。

この中で、首相が65才以上の高齢者については、7月末までの完了を高らかに宣言した。これが順調良く行くことに期待していたが、予約をすると、私の場合だが、接種完了が8月と言われた。

しかし、この待ちの時間に、ノーベル賞の山中伸也先生の、京都大学ips細胞研究所で実施されていた、ファイザー製ワクチンの、抗体の有効性を確認する治験に参加することが出来た。

この時期、ワクチン接種が2回終われば、収束するのではないかと、個人的には希望を持てていた。

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政府はワクチン接種をコロナ対策の切り札として、オリンピックの開催をさらに進め、10月から11月には希望する国民のワクチン接種を完了すべく、1日あたり100万回の接種を地方自治体、企業、大学等に首相の「大号令」と共に要請した。

これにより、ようやくほのかな光がさしてきたのではと、喜んだのもつかの間ワクチンの供給に再び支障が発生し、64才以下の接種予約を取り消す自治体等が続発した。

7月中旬からアルバイト再開 暑さの中、京都北部を歩き回る。引き続き肝炎患者支援活動は会議等がzoom開催で継続された。

ようやくオリンピック開催2週間前に、東京に対する4回目の緊急事態宣言を受けてなのか、無観客開催が選択・決定された。

そして、2021年7月11日から京都はまん延防止宣言が解除されたが、東京、沖縄に非常事態宣言が、大阪にまん延防止宣言が出された。

その中の感染防止対策として、酒の提供についての国の要請に応じない事業者に対し金融機関から働きかけをするように、担当大臣が発言し、優位性に基づく国家の圧力として非難を浴びた。

引き続き、国民に対する納得のいくコロナ対策の説明がなされず、ワクチン供給の目途も立たない状況で、対策に飽きた多くの人流が町を覆い、不安な状況が続いている。

東京オリンピック目前では、東京の感染者が1000人を超え始めた。選手村で海外選手の感染が確認され始め、オリンピック組織委員会は想定内のことと発表した。

そして7月23日からオリンピッックが開催され、日々選手村内の感染者も増え続ける中、柔道、卓球、スケートボードなどの、多くの競技で日本選手の活躍が続き、感染者の増加にも関わらずコロナの恐怖感が人々から消えていった。

オリンピック中盤には、東京で4000人以上、全国でも12000人を超える過去最高の感染者が発生した。これを受けて、緊急事態宣言やまん延防止措置が、地方からの要請なしに国から全国に出され始め、8月2日から京都にまん延防止措置がだされることになった。

そして、政府からコロナ中等症を原則自宅療養にする発表がある。「見殺し」かの風評が広がる。感染者は東京で5000人、全国で20000人を超え、累計100万人を超えてしまった

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オリンピックは賛否両論で開催されたが、いざ始まると、放送局の番組はオリンピック一色のお祭り騒ぎで「自宅で静かに観戦」などの注意は一切なかった。

競技自体の放送や選手の奮闘には勇気付けられ、オリンピックの開催自体は良かったと思っているが、報道機関が、政権へオリンピック開催のコロナ感染拡大の関連や責任を追及しながら、放送自体で応援・解説という名目で、煽り立てているようにしか見えない状態に(そう感じるのは私だけなのだろうか)、報道自体も感染拡大に関わっていないのかと、政権を擁護するつもりはないが、強烈な違和感を持ってしまった。

オリンピックが終わってからも、相次ぐ感染者の急増が全国に広がり、「制御不能な状況」などという言葉も出てきて、40代50代にも感染が広がった。昨年と比較しても、ワクチン接種という光はあるものの、行政、特に国から発信される情報にはまったく感染抑止の危機感が感じられず、はるかに悪化しているとしか言いようのない状況に、閉塞感を強く感じてしまう。

2021年8月15日、久しぶりに京都駅に出てびっくりする。新幹線の改札は多くの旅行客でいっぱいで、とても感染症が感染爆発を起こしている社会の光景とは到底思えなかった。

いったいどれほどの感染者を出せば、人々の行動に抑制がかかるのだろうか。

そして、本当にコロナの感染が自然災害であれば良いが、人為災害の様相を呈しそうになった時、国や自治体のトップを選んだ我々が無知だったのだという事がないように祈るばかりだった。

痛まし出来事も起こった。妊娠8か月の妊婦の方がコロナに感染し、受け入れる病院がないまま自宅で早産されお子さんが亡くなってしまった。悲惨な出来事に声も出ない状況だ。

京都でも「まん延防止措置」から、さらに8月20日からまたしても「緊急事態宣言」が出され、アルバイトがまた休止という事になった。

昼間の人流も期待通りには減らず、感染爆発の状況になり、医療機関の機能不全が進むことになってしまった。感染者の年代も10代、20代、30代が主になるなど若い世代に感染者が広がってきた。

「抗体カクテル療法」、「酸素供与センター」、「野戦病院」などの言葉が頻繁に出るようになった。

9月に入って自民党総裁選や総選挙が話題に上るようになってきたが、感染者は減らない状況の中、菅総理が総裁選に不出馬の意向を固め、コロナ対応に専念することを表明した。良い対策が強力に取られることを期待した。

菅総理が総裁選に不出馬の意向を示し、東京パラリンピックが閉幕すると、どうした訳かコロナの全国の感染者数が減少傾向を示すようになってきた。

9月中旬にはワクチンの2回接種が国民の50%を超え、減少傾向はさらに続き9月30日には全ての緊急事態などの措置が解除の方向となる。果たして第5波で収まるのだろうか。アルバイト再開

10月1日、首を長くして待っていたバレーボール・バドミントンの再開を前に、数週間前からの右ひじ関節の故障により、迷った挙句、両方の活動断念に至った。日々の運動は4kmほどの散歩のみとなる。

10月14日岸田新内閣の元、衆議院が解散し、総選挙になった。幸いにも国内感染者は減少傾向を続け、全国の感染者が300人台を下回るまでになった。

10月31日開票が行われ、議席は減らしたものの自民党で過半数を確保、体制は決定したのだから、強力で、丁寧な説明のコロナ対策を期待したい。

11月半ばになっても、幸いにして感染の拡大は抑えられている。アルバイトも順調に進み、このままの状態が続くことを願うばかりだが、どうしてこんなに感染が抑えられたのか専門家もはっきり分からない状態でもある。

ワクチン接種が要因であることは間違いないところで、その意味で言えば前政権の判断は正しく、人災などではなかったのだろう。専門家の見解に振り回された感は否めない。

そして、一定の落着きを見せ始めたように思えた11月末に、南アフリカで、最も変異が激しく感染力が強い変異株(オミクロン株)が蔓延し始めるというニュースが飛び込んできた。

12月最後の大晦日現在の状況は、オミクロン株が日本にも入り、ワクチンの3回目接種が現実化して、医療関係者から進められるようになってきた。

そして再び、フランスを初めとするヨーロッパやアメリカでは、ワクチン接種がかなり進んでいるにもかかわらず、一日に数十万人にも上る最大の感染者を出す状況になってしまった。いわゆるブレークスル―感染の拡大で、WHOは「津波」のような状況だと発表した。

2022年を迎えようとする中、いよいよ日本で第6波に関心が高まってきた。

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年が明けて7日、全国で6000人を超える状態になった。オミクロンの驚異的な感染力に脅威を感じてしまった。一方、南アフリカの研究者から、以前のコロナウイルスよりも軽症者が多いというオミクロン株の発生により、パンデピックからエンデミックに入る先触れかもわからないとの見解も示された。今後どうなるのだろうか。

オミクロン株のまん延の原因の1つが、在日米軍基地からの感染で、沖縄県、岩国基地のある山口県、それに隣接する広島県にまん延防止措置が講じられた。

そして、またしても3回目のワクチン接種について、全く進展が見えず、ワクチン担当大臣や岸田内閣は何をしているのかの批判が続出することとなった。1月14日には感染者が20000人を超えてしまった。打つ手なしなのか。

科学・医学的に慎重なのは重要だとは思うが、「慎重に判断」という期間が延々続き、適切な判断を後伸ばしにして、感染対策・経済活動に致命的な痛手を与えてしまうことがないように願うばかりだ。なぜなら、2021年9月からの急速な感染者の減少に医学的に説明できる専門家が一人もいないという現実があるからだ。もはや占いの世界としか言いようがない。

1月28日には全国で80000人を超える感染者を出した。27日から又しても京都にもまん延防止措置が出されるとともにアルバイトが休止になる。

そして、濃厚接触者の追跡困難や長すぎる待機期間の設定(当初14日、それが10日にそして7日に短縮された)、検査への殺到に伴う検査キット不足、医療機関の医師・看護師の感染、濃厚接触による人手不足などによって、発症者や他の疾病・傷病者に対する治療困難な状態や保育園の機能不全により出勤が出来ない会社員の発生による経済活動の停滞などを招いているように思われ、自然災害から人災へとならないことを祈るばかりだ。

イギリスなどは、多くの感染者を出しながら早くもオミクロンの特性を考慮してか、規制の大幅な緩和に踏み切っている。

そんな中、京都大学ips細胞研究所のファイザー製ワクチンの抗体の有効性を確認する治験で、接種6か月後の抗体量の結果が送られてきた。結果は約10分の1に減少したというものだった。

ここ2年間、ほぼ京都から外に出ることが出来ず、感染の不安への対処をどうするのか考えながら、家で多くの時間を過ごしてきた。まだまだ油断はできないし、気を引き締めていくしかないのだろう。

日本では、報道機関や専門家から多くの見解・対応策が出されているが、全く今後の予測が立たない状況に苛立ちを感じるのは私だけなのだろうか。

2月2日には全国で90000人を超える感染者を出したが、政府は緊急事態宣言や基本的対処方針について、内容を総合的に検討したいとしているが、明日100000人を超え、明後日110000人を超えるなどにならないことを願うが、これで何かしていることになるのだろうか。検討・調整がオミクロン感染とは別の世界になっていないのか、心配である

それでも、政府などが何もしないこんな現在の状況であるが、個人のたわ言として、症状の軽症化だけを考慮した場合、2月中には感染者が減少し、エンデミックが訪れるのではないかと考えている。

2月、毎日感染者10万人を記録し、昨年11月からようやく分科会が開かれた。そこで、学校・保育園・高齢者施設の対策が議論され、2歳児のマスク着用の議論があったが、ものすごい違和感を感じてしまった。

12月の感染者の少ない時期に何を想定し、そしていったい何をしていたのだろうか。

2月4日からゼロコロナを標榜する中国北京で冬季オリンピックが開催された。報道は一変し、昨年の東京と同様のほぼオリンピック一色になったが、毎日6万人以上の感染者が出続けた

そんな中、塩野義製薬の経口薬の効果に注目が集まり、早期の薬事承認を経て、服用が期待されることになった。

そして、2月7日、私の3回目のワクチンの接種券が送られてきた。接種は3月7日の予定で2回目接種から7月以上経とうとしている。2月9日には京都で2996人の過去最高の感染者が出た。

さらに、2月20日までのまん延防止措置が再度3月6日まで延長され、アルバイトも再度休止となり、社会生活の身動きが取れない状況が続くことになった。

余談だがこの時期、ロシアのウクライナ侵攻という、大きな出来事も起き、コロナや戦争という世界的な困難に遭遇している。

まん延防止が3月21まで再延長されるも、ウクライナ危機が発生し、ロシヤが核兵器使用などを平然と言いだすなど、世界危機の様相を呈し始め、コロナ過が霞んでしまう状況になった。

そんな暗い情報ばかりだが、一方で、国内の製薬会社の塩野義製薬が、飲み薬のS-217622の薬事(製造販売)承認の申請を2月25日に出している。明るい情報である。

ファイザー・モデルナ製新型コロナワクチンの抗体値

京都大学ips細胞研究所のワクチン抗体値治験に参加しているが、その結果が送られてきた。確かに6ヶ月後抗体値が10分の1になっていた。

ワクチン接種前 6.8 AU/mL(陽性≧50 AU/mL)2021.6.11採血

1回目接種後2週間 19.7 AU/mLファイザー製 2021.6.28ワクチン接種 2021.7.8採血

2回目接種後2週間 10300 AU/mLファイザー製 2021.7.19ワクチン接種 2021.8.2採血

1回目接種後3ヶ月 3150 AU/mL 2021.9.30採血

1回目接種後6ヶ月 983 AU/mL 2021.12.23採血

3回目接種後 21300AU/mLモデルナ製 2022.3.7ワクチン接種 2022.3.18採血

3回目接種後5〜6月後 3720AU/mL 2022.8.10採血

注 測定項目 新型コロナウイルス スパイクタンパク質S1サブユニット受容体結合ドメイン(RBD)に対するIgG型抗体(AU/mL) 私には理解不能

3月になり、3回目のモデルナ製ワクチンを接種することができ、少し安心はするものの、感染者の高止まりが全国を覆い、医療の逼迫が続くとともに、核使用も含むウクライナ危機が拡大・混迷し全世界が騒然となる。

一人の為政者の暴発の心理は、私たちも感じている、ここ数年にわたるコロナ禍の閉塞感や抑圧感によるものではないかと憶測をめぐらせてしまっている。

2022年4月に入ったが、感染者が再び横ばいから上昇へと変わりつつある。その原因はオミクロンの主流株のBA1からBA2の派生株に置き換わり始めるとともに、デルタ株とオミクロン株の合成したXDやBA1とBA2の合成したXEなどという株が現れ始めた。

2月25日に承認申請が出された塩野義製薬のコロナ経口治療薬は一向に承認の気配さえ出ていない。

この期間は、ロシヤのウクライナ侵略が拡大・深刻化し、このニュースに新型コロナが隠れてしまったが、一向に収まる気配が見えない状態で推移していった。

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5月に入り、国内では感染者数が横ばい状態で一向に減少傾向が見られない。ここに来て中国の上海や北京で感染者が増加し、症状の重軽に関わらずロックダウンが強行され、食料の確保が難しくなるという報道が出たり、北朝鮮で感染者が急増し、社会基盤の脆弱さから報道されない多くの死者が出ているという情報も入ってきている。

何か絶対主義体制下の国々の、ロシヤもしかりで、権力による力任せの強い政策によって国民が虐げられているような感覚を持つのは私だけなのだろうか。

中国は常識のある国家と思っていいのかと、本当に不信感を感じてしまった。

6月になり感染者数は微減状態のままだが、医療体制が整っているためか、外出の意識も高まり、京都でも多くの観光客を見かけるようになった。

海外からの観光客の受入れの緩和が政府によって進められるようになってきた。

暑さの京都市内を回るアルバイト3年目継続中

6月後半になり、熱中症問題で学校現場での体育時のマスクの使用について議論が出てくる。

さらに、ワクチンの4回目接種が近づいているが、軽症化の状況に躊躇する人が多いのではとの見込みが囁かれている。

6月22日、2月25日に承認申請が出された塩野義製薬のコロナ経口治療薬の審査が行われたが、結局継続審議のような形で、答えが先送りされた。

あくまで個人の憶測であるが、国が、最大限の安全性を担保できるまではその責任を負わないことや、世界的な製薬業界の力関係が、国際政治の力関係に連動していて、日本が大国の顔色を窺っているのでわないかとさえ思えて、疑心暗鬼に陥ってしまっている。

6月後半から7月当初にかけて、BA.5株によるのか、また感染者が急増し始めた。第7波との予測も出始める。そして4回目のワクチン接種が実施され始めた。

一旦再度マスク着用ではあるが、ほぼコロナ前と同じ生活に戻りつつあった中で、果たして効果的な対策を講じ、感染者を減らしていけるのか新たな悩ましい状況となってきた。

京都では祇園祭が3年ぶりに開催されることになったが、7月16日その祭りの宵山の日、とうとう全国で過去最高の感染者を記録してしまった。祇園祭は疫病退散の神事、これから急速に感染者が減少することを祈りたい。

また、インターネットで調べると、エクモや人工呼吸器などの使用による重症者や病床使用率はまだ大きく上昇してはいない。

そして、7月20日塩野義製薬の飲み薬「ゾコーバ」の承認審議が行われたが、再び承認先送りとなった。素人が言う事ではないのかも分からないが、6月に先送りしたのならもっと後に審査すればいいのに、わずか1月でまた会議を開き、また先送りしてしまった、日本製の薬を使う気がないのかとしか思えない対応に怒りを感じる。

7月20日の今日、国内の感染者は過去最高15万人を超え、医療環境が切迫している中、いったい何を考えているのだろうか。責任を取れないのか、海外の製薬会社に気でも使っているのだろうか。

素人のこの怒りが、的外れで、意味のない、まったく馬鹿げたものであることを祈るばかりだ。

7月末には、全国で20万人を超え、一週間平均で、世界最大の感染者を出してしまった。政府・マスコミを含め多くの議論?が錯綜しているが、医療関係者の献身的な活動をしっかり反映しているのだろうか。

集団免疫を獲得するまで耐え忍ぼうでもなく、何をどうするのか、右往左往している間に落ち着くのを、何かを検討している体で待っているようにしか思えない。

「こうする」という事に対する責任を誰一人考えて、政策を出そうとはしていない。「そのうちに何とかなりました」をひたすら待っているようにしか見えないが、皆さんはいかがでしょうか。

個人としては、8月に4回目のワクチン接種を迎えるが、混乱から諦めの気分である。とにかく感染対策を今一度徹底したいと思う。

4回目のワクチン接種も終え、9月後半になり、20万人を超える感染者も4万人程度にも減少してきた。オミクロン対応ワクチンも出るようになり、京都でも連日中学生を初めとする多くの観光客が京都駅に溢れる状況となっている。このまま何とか収束にと細やかな希望を持っているが、第7波で終わってくれればと改めて思うところである。

感染者の全数把握の方法も見直しが計られ、海外からの観光客の受入れ緩和も進みつつある。

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そして、2月24日からの無謀なロシヤのウクライナ侵略も9月以降10月末にきて、ロシヤの惨憺たる戦況と非道で傍若無人な振る舞いにかなりの苛立ちと怒りを感じる。

かの方は自分がヒトラーになっていることに全く気付いていないように思われる。そして最も危惧されるのが「核」である。

独裁国家の軍隊がいかに弱いかを目の当たりにし、「核」でさらに威嚇し始めた。これは決して認めてはいけないことである。

現代社会で、数世紀前のけだもののような戦争を、こともあろうことか、国連の常任理事国が引き起こそうとは誰も思っても見なかったことだろう。

これも数年にわたる新型コロナのパンデミックの閉塞感が、かの方を狂人に変えてしまったのだろうか。一日も早い平和を願うところである。

2022年も後半の10月から11月にかけて、第8波が叫ばれ始めているが、相変わらず、多くの観光客を京都駅で見かけるとこれからどうなるのだろうかと心配になってしまうが。

2022年11月22日、とうとう塩野義製薬の新型コロナ経口治療薬「ゾコーバ」が、国内の治療薬の第一号として、承認された。初期の感染者のために活用されることになり、今後感染状況がどうなるのか、心配ばかりから少し期待感を感じることが出来るようになった。

12月に入り、いよいよ第8波の様相を呈してきたが、世間的にはそんなに危機感は感じられない。

ウクライナ侵略を前提に岸田内閣は防衛力の強化のため、増税を言いだし支持率の低下に直面し始めた。どこまで防衛力なのかの議論をじっくりしてほしい。確かにロシヤのような常軌を逸した行動に対して、今までのようで良いのかの議論はあるが、増税はあまりに唐突ではないかと思うところだ。

さらに、ゼロコロナから一気にフリーコロナへと政策を転換した中国では、100万人を超える感染者爆発を引き起こしている。いったいどうなるのだろうか。

2023年が明け、新型コロナは感染者数が上昇から下降気味へと減少し始めている。多くの人がコロナ馴れ状態というか、インフルエンザのようなポピュラーな感染症という認識に変化し始めたように感じる。

1月25日5回目のワクチン接種を受ける

ウクライナ侵略も1年を超えてしまった。全く出口が見えない状況

そして、ついにゴールデンウイーク明けの5月8日から感染症のカテゴリーが2類から5類へ移行することが検討され始めた。

さらに、マスク着用が2023年3月13日から個人の判断に任せられることになった。このまま沈静化から終息に向かってほしいものだ

この騒動記も、2023年5月5日の世界保健機構(WHO)の緊急事態の終了をもって追加掲載を終了することとする。なお、国内においても、5月8日の感染症カテゴリー、2類から5類へ移行することになっている

この3年以上にわたる、100年に一度の大惨事が一応終息することにはなった。この間の医療関係者、社会のベースを支えておられる方々、行政関係者、そして、ともに戦ってこられた多くの方々に敬意を表すとともに、一市民として終息を祝いたいと思うところである。一方、この経験を後世にしっかり伝えるとともに、また、明日起こるかもわからない同様の事象に対して、一瞬の気の緩みも起こしてはならないと思った。

この大参事における京都での対応

第1回緊急事態宣言 2020.4.16〜5.14

第2回緊急事態宣言 2021.1.13〜2.21

まん延防止措置 2021.4.13〜5.11

第3回緊急事態宣言 2021.4.25〜6.20

まん延防止措置 2021.6.21〜7.11

まん延防止措置 2021.8.2〜8.31

第4・5回緊急事態宣言2021.8.20〜9.30

まん延防止措置 2022.1.27〜3.21

コロナ禍の間、このホームページの表紙に表示した項目(2020.4.1〜2023.5.6)

1人1人の忍耐で新型コロナウィルスに負けないで、力を合わせて必ず勝利しましょう!

今、日本中いや世界中が大変な状況になっています。最前線の患者の皆さん、希望を持って立ち向かいましょう。必ず打ち勝てます。

また、最前線で治療に当たっておられる医療関係者の皆さんの勇気ある行動に敬意を表します。日本人として誇りに思います。心からエールを送ります。

更に、社会の土台部分を担っておられる多くの皆さんに対し、同じく敬意を表します。

その上で、自分は家にこもり、何も世の中に貢献できてないと消極的に考えがちですが、家に居ることで感染しないことが、医療関係者を助け、ひいては、社会の役に立っていると積極的に考えましょう。

私はこのホームページを見てもらうと分かりますが、ストレスに弱く、すぐイライラします。今のこのコロナストレスは大変ですが、私には多くの取り巻いてくれる人がいます。

だから、皆さん、心の中の手と手を取って、新型コロナウイルスに立ち向かい、共にこの非常事態を乗り越え、必ず勝利しましょう!

そして、ここ2年以上にわたって、コロナ治療を初めとする医療の最前線で活躍される多くの方々に、再度感謝と激励のエールを送ります。本当にありがとうございます。

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